当社では、社員の安全を最優先に考え、安全衛生理念および安全衛生指針に基づいた安全衛生活動を実施しています。 また、安全衛生マネジメントについては統合マネジメントシステムで対応してきましたが、今後ISO45001への準拠に向け 活動推進します。これらの活動を通して社員が安心して働ける、快適で安全な職場環境の整備に取り組んでいます。
労働安全衛生法に基づき、安全衛生委員会を設置しています。
委員会では、労働災害や健康に関する状況確認、改善活動などを協議し、安全で快適な職場づくりに取り組んでいます。
社員および関係会社の労働災害防止を図るため、体感参加型の安全衛生教育を行い、危険の怖さ、身近に潜む危険、安全衛生の必要性を学ばせ、日常の安全業務に反映展開するとともに、安全衛生についてのスキル向上を行っています。
作業の変化点が発生した場合や、ヒヤリハット、他社災害事例の展開などをリスクアセスメントの機会と捉え、職場の危険性や有害性の洗い出し、リスク評価、リスク低減対策のステップで改善し、安全で快適な職場づくりを目指しています。
労働災害の未然防止として、設備の本質安全化と作業の標準化を徹底しており、労働災害ゼロを目標に取り組んでいます。
万が一の災害発生の際は、現地・現物・現認による真因追及から恒久対策に結び付け、再発防止に努めています。
トヨタ紡織精工では、社員の安全と心身の健康が会社の成長を支える重要な要素であると考え、「社員が心身ともに健康で、能力を最大限発揮すること」を重要な経営課題の1つとしています。
社員の健康に対する取り組みを行うことで一人ひとりが健康でいきいきと働け、それによって会社が成長するという効果を期待して、様々な活動を積極的に取り組んでいます。
当社では、社長がトヨタ紡織精工の「健康宣言」をし、健康維持・増進に積極的に取り組んでいます。
「経営理念」を実践してより信頼される製品をお届けするには、社員自身が健康であることが不可欠であり、健康でなければ、お客様の信頼を得ることはできません。
会社の成長を支える社員の心身の健康を重要な経営資源の一つと捉え、健康の保持・増進活動に対する積極的な支援と組織的な健康づくりの推進によって、トヨタ紡織精工に関わる全ての方がいきいきと豊かに働くことができる会社づくりに努めることを宣言します。
社長が健康経営の「責任者」として先頭に立ち、安全衛生委員会、労働組合、トヨタ関連部品健康保険組合、推進事務局(総務室)、及び産業医・保健師が密接に連携しながら、健康経営の推進に取り組んでいます。
また、安全衛生委員会や労使協議の場を活用し、従業員の健康に関する課題や意見を共有し、改善に向けた取り組みを進めています。
健康診断の二次検査フォローや健康づくりイベントの実施においては、各職場の安全担当者が中心となって実務を担い、職場ごとの健康意識の向上と活性化を図っています。
当社は健康宣言のもと「社員が心身ともに健康で、能力を最大限発揮すること」を健康関連の最終的な目標とし、以下の健康経営戦略MAPに則り健康経営施策を推進しています。
社員が心身ともに健康で、能力を最大限発揮できることを目標に、労使一体となって健康づくりを推進しています。
当社では、産業医・保健師・安全衛生委員会が連携し、健康診断結果やストレスチェックの活用、職場環境の継続的改善に取り組むことで、心と体の両面から社員の健康を支える体制を整備しています。
こうした取り組みが評価され、当社は「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を2022年度より3年連続で取得しています。
今後も、社員一人ひとりがいきいきと働ける職場環境の実現に向けて、健康経営をさらに推進してまいります。