
KEYWORDトヨタ紡織精工とは
トヨタ紡織精工は1992年に設立されました。クルマのシートフレームからシート機能部品、ミニバンの足回り部品まで、さまざまな製品の設計開発・生産を行っています。主力製品はシート位置を前後させるスライドレールで、全長2200mmのロングスライドレールは当社しか生産できません。このオンリーワン技術により「世界初」となる自由度の高いシートアレンジを実現し、グループ内でも注目されています。

KEYWORD製品と技術
私たちの製品は、アルファードやランドクルーザー、プラド、レクサスなど、ミニバンからSUV、高級セダンまで幅広い車種に搭載されています。一貫生産システムによる高品質なものづくりを強みとし、お客さまの要望を形にするだけではなく独自アイデアによる新製品開発も可能です。全長2200mmのロングスライドレールも、当社の提案から誕生した画期的な製品です。新型車種開発プロジェクトの構想段階から参加し、未来のクルマづくりを担っています。

KEYWORD事業の特徴と優位性
ロングスライドレールは、120Kハイテン材と呼ばれる特殊な鋼板に、独自の「ロール成形」によって複雑な断面加工を施すことによって作り出されています。従来は各席で分かれていたレールを1本にすることで、助手席は最大で1160mmのスライドが可能になりました。私たちはトヨタ紡織やトヨタ車体との連携による開発環境をはじめ、国内5箇所・海外2箇所の生産拠点、そして最新設備をフル活用し、いろんな世界初を実現しています。

KEYWORD将来性・ビジョン
「未来のクルマに合ったシートアレンジは?」そんなことを、みんなでワクワクしながら考えて、オリジナル製品の開発にもチャレンジしています。自動車業界が大きな変革期を迎えている今、お客さまの要望に応えるだけではなく、オリジナル製品で「モビリティ」をもっと楽しく、おもしろくしたい。それが私たちのミッションです。トヨタ紡織精工のものづくりは、日本、そして世界へと広がっていき、私たちはグローバル規模で、モビリティの発展に貢献していきます。

KEYWORD環境への取り組み
CO2フリー電力の積極的な導入
中部電力管区において、CO2フリー電気を2022年10月から導入し、2024年2月から拡大しました。電気のうち約50%は100%CO2フリー電気の使用見込です。今後も太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーを計画的に導入し、カーボンニュートラルの対応を進めていきます。
私の環境宣言
毎年6月は環境月間として全社活動を実施しています。その中で、全従業員参加活動として社員一人ひとりの『私の環境宣言』を記入したシール(内製)をヘルメットに貼る活動を実施中です。社長をはじめとする全従業員が環境への想い・行動を宣言しています。