
かんばん方式の
鍵を握る仕事。
僕は家電の製造スタッフから転職しました。当社では最初は契約社員入社で、働くうちに組織や体制、上司の方の考え方をもっと知りたいと思うようになったんです。そんなときに正社員登用のお話をいただいて即決しました。僕の担当は生産ラインの物流工程です。工場内を歩き回って観察し、部品の発注から仕入れ、製品の出荷までを管理する仕事で、ものづくりの現場で珍しいと思います。足りない部品があれば発注をかけたり、補充したり、フォークリフトでの運搬も行います。トヨタグループの「かんばん方式」をかげで支える仕事ですね。

毎日5万歩以上歩き、
全体を把握する。
いなべ製造部には多くの工程があり、担当している生産ラインは早足で1周約12分、44分に1回のペースで周回しています。1日に5万歩以上も歩くため、最初は体力的にとても大変でした。しかし、正社員として働くうちに上司や先輩たちの考え方を少しずつ吸収でき、仕事への責任感や協調性が自然に身についたと感じています。自発的に資格を取ったり、安全リーダーを務めたりして、いろんな経験を積みながら、今では自分でも驚くくらい成長を実感していますね。早く班長になって、メンバーや製品、そして生産ライン全体を把握できるようになりたいです。