
人事の方を通じて、
会社の魅力を感じられたことが決め手
学生の頃から品質保証に興味がありました。特に自動車業界は人の命に関わるだけに、やりがいがありそうだと思っていたんです。トヨタ紡織精工の説明会では、人事の方がとても優しく接してくれました。私たち学生一人ひとりに寄り添ってくれて、いろんな話をしてくださり、会社としての魅力や安心感が改めて伝わってきました。入社後は品質保証部に配属となり、主に監査業務を手がけています。監査とは自社の生産ラインをはじめ、製品、仕入先まで、ものづくりの品質を担保するための重要なチェック工程です。設備が基準を満たしているか、点検項目が網羅されているかなどを洗い出し、実際に現地に足を運んでOKまたはNGの判定まで行うこともあります。

自分自身の行動や発言に責任をもつ
監査はアーク溶接の場合には100項目以上あり、その一つひとつを丁寧に確認していきます。NGがあれば改善案を考えるほか、不具合が発生したら他の工程に横展開して同じ不具合が起こっていないかを確認し、品質向上を目指します。また、監査項目自体に不備があると大きなトラブルにつながりかねません。私が仕事で心がけているのは、緊張感を持って取り組むこと。他部署や仕入先も立場が上の方と接することが多く、自分の行動や発言に責任が伴うだけではなく、自分がルールを破ってしまうと監査の説得力がなくなってしまいます。年間の監査計画通りに、滞りなく進むとうれしいです。